私の幻想でもいい。もう一度皆に会いたい
えぇ……と…まず…は……(幸弘人格)
幻奏のフイルム全15公演完走おめでとう&お疲れ様でした🌟
サマステ期間に幻奏のフイルムが発表されてから早4ヶ月。遂に終わってしまいました。
バンクパックの時期には、既に出演が決まっていたようで、星輝さんからするともう5ヶ月、下手すると半年か……。
時の流れというものは早いですね、そりゃ星輝さんも成長するし、私も歳とりますわ。
何故か今回の舞台は私の中で異常に、幻奏のフイルムは、コロナの影響がある中でスタートできるのか、完走できるのか、初日が近づく度に不安で仕方なかった。何故こう思ってしまっているのか理由も未だに分からないが、
とりあえず初日を迎えられたことが本当に嬉しかった。
迎えた初日。
正直、バンクパックを超えられるような舞台を期待していなかった。と言うととてもとても失礼だが、この言葉の通り、バンクパックが面白すぎて楽しすぎて竜也くんが大好きで……。
未だにバンクパック行きたいと呟くくらいには大好きで。
しかし、彼らは私がしていた想像をすぐに超えてきた。
まず海琉。
カチンコを持つ男の子。
そこに立っていたのは紛れもなく倉田奏一だった。
そこから一気に幻奏のフイルムの世界へと引き込まれた。初めての感覚だった。すっと自分の脳内に物語が広がっていって……
そして星輝さん。
星輝さんが声を出さない場面でも、表情・動作・歩き方・立ち姿、色んな表現が出来るようになっていて、今回の泉幸弘 役は、まさにカメレオンだと思った。
照明さんになり、泉幸弘になり、猫ちゃんになり、また泉幸弘になり。
泉幸弘の中でも色々な幸弘の顔があって。
私の誇りだと思った。
これが私の好きな川﨑星輝だ!!と全世界に自慢したいほどだった。
初回公演が終わった。まず最初に出た感想が
ヤベぇ。
こんな小学生みたいな感想しか出なかった。でも、とにかく劇中から泣きそうで仕方なかった。
カテコで捌ける時に海琉と星輝さんがハグをした。
無理。泣く。
私は幕が降りた後、直ぐに会場を出てお友達の元に向かった。
号泣した。
自分がなんでこんなに泣いてるのか分からなかった。私が泣きついた子にも、なんで泣いてるのって言われたけど、分からないと答えた。
ただ胸がいっぱいで苦しくて、その溢れそうな感情が外に出られる所が涙しか無かったのだろう。
今思うと、勿論お話でも感動した。けど、この御時世で無事幕が開いたこと、海琉も星輝さんも立派すぎたこと。多分この2つが大きい理由だと思う。
そんなこんなで劇場に通い、だんだん幻奏のフイルムの世界にも慣れてきた所で一旦私は社会の人間に戻った。
次に会場に足を運んだのは、楽日だった。
色々あり、一日分観劇できなくなってしまった。その分、千秋楽に対する気持ちは誰よりも強かった自信がある。
楽日マチネ。
限られた残り2回の公演を噛み締めるようにしてみた。今まで感じられなかった感情も出てきたし、やっぱりこの舞台と今日でお別れだと思うと寂しかった。
そして千秋楽。
あと何公演…あと何公演……と数えてきたが、本当の本当に最後になってしまった。
一瞬も見逃さないようとにかく必死で、目の前に広がっている幻奏のフイルムの世界を脳内に焼き付けた。
村瀬監督が入院して、奏一と話すシーン。
海琉の目には涙が溢れていた。それを見た私は、それまで抑えていた涙が一気に流れ始めた。
みんなと奏一のお別れのシーン。
リーチーの目にも涙が溢れた。やめてくれ。もう私の涙も止まらないよ。
最後の奏一の「よーい、アクション」
照明が落ちた後。前が見えなくなるほど涙が出てきた。
終わってしまった。
最後のカーテンコール。
星輝さんの口から直接聞けて嬉しかったこと、
「俺は生まれながらのスターで、俺にはその力があって、そのために生まれてきました。」
今まで何気なく聞いていたセリフが、私の心に刺さった。
ここ最近、物騒な噂だったり、嫌なニュースが沢山入ってくるけれど、星輝さんのその言葉を聞けてとにかく安心した。嬉しかった。
私も生まれながらの星輝さんのファンで、私はそのために生まれてきたんだよって伝えたくなった。
海琉の挨拶。
初外部舞台で、この半年間座長という大きな責任を背負って、本当によく頑張ったね。とてもかっこよくて頼もしい座長だったよ。(ハツヱ人格)
この短い期間で、色んな感情になって、沢山笑って、沢山泣いて、
こんなに胸がいっぱいで、幸せな気持ちになれる舞台ってそうそうないですよね。
幻奏のフイルムに出会えて本当によかった。
わたしはとても幸せです。
最後は私が呼んでいた呼び方で
奏一 ゆきちゃん リーチー 嵐治郎 ひょこさん ハツヱさん 村瀬監督 まりんさん 光さん
星降る夜に また会おう